みなさんは、「けん玉」という遊び玩具を知っていますか?
木で作られた、丸い玉と大小の受け皿二つに、持ち手下側に中皿、尖った棒のけん先がある、遊戯です。
昔と違って、木製だけでなく、プラスチックのけん玉もあります。
けん玉の種類は、大きさや形状もいろいろです。
今の形になる前は、「日月ボール(にちげつぼーる)」というものがあり、これがけん玉の原型にあたるもので、大正8年(1919年)5月14日に登録されています。
赤色に塗った丸玉は、お日様、太陽とし、3つの皿はお月様、月に見立てた、なんとも風情ある日本的な玩具なのでしょうか。
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けん玉の発祥地はどこ?
日月ボールを発明したのは広島県呉市の江草濱次(えぐさ はまじ)さんという人です。
それから日本全国、今や世界中にけん玉が広がっていますが、広島県廿日市市は木材港でも有名なだけあってか、廿日市市内にある本郷木材所、そこの親族たちの工場で大量生産をしたことで、大正10年頃からたくさんの人にけん玉を届けることができるようになりました。
昭和初期のけん玉最盛期には、けん玉製作は広島県廿日市市が全国の7割を占めていました。
現在は山形県にあるけん玉工場が日本一を占めていて、競技用けん玉生産日本一の認定工場に山形工房があります。
けん玉するとかっこいい!?
現在では、ときどき公園や路上でけん玉を楽しそうに、いや、真剣に遊んでいるのを見かけたことがある方もいるかもしれません。
けん玉発祥の廿日市に行くと、けん玉のモニュメントまであるので、けん玉ファンにとっては記念に写真を撮っておきたいですね。
「呉氏」のけん玉
広島県呉市の「制服のフジWEBショップ」で、呉市ゆるキャラであるその名も「呉氏」と「けん玉」がコラボした「呉氏」のけん玉が発売されています!
けん玉にはブナ材を使用して材質も文句なしの日本製です。
お値段は税込みで3,850円になります。
「呉氏」のけん玉の購入したい方ははこちら→ https://seifukunofuji.co.jp/SHOP/G1176.html
けん玉初心者からけん玉プロまで!
いざ、けん玉をしようと思ってはじめてみたはいいけれど、意外と難しかったりする。
だけどコツさえ掴めれば、何度でも、けんに入れたり、お皿にのせたりできるようになります。
けん玉初心者のうちは、ときどき遊ぶ程度で楽しめるけれど、だんだん上達していくうちに、プロレベルまで発展することだってありえます。
けん玉が上手くなり過ぎて、けん玉名人になれるかもしれません。
そうなればけん玉界の伝説、レジェンドとして名を残せるかもしれません。
実は、フィギアスケート界のレジェンド羽生結弦選手もけん玉愛用者で、試合前には意識集中のため、けん玉を活用しているみたいです。
けん玉が海外で流行した理由とは
アメリカ人のプロスキーヤーが北海道でスキーをしている合間に、けん玉をしている動画をYouTube(ユーチューブ)にアップしたことが、世界中で人気になったことも注目されています。
このことがきっかけで、スキーヤーはもちろん、スケーターたちの間でもけん玉が大流行しています。
けん玉検定
けん玉検定は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」の考え方で、年齢関係なく誰でもチャレンジできるよう開発した検定です。
けん玉検定に使用する「けん玉」は、けん先、皿が3つ、玉の穴があり、誰しもが認識できる形であれば、どんなけん玉でも大丈夫なので、色を塗ったり絵を描いたり自分オリジナルのけん玉でけん玉検定に挑戦してみるのもいいです。
けん玉検定の中には、全部で75種類のトリック(技)を用意しています。
けん玉検定に合格すると、検定員からの合格シールや合格証を発行してもらえます。
合格証発行をすると、けん玉検定IDが付与され、記録が正式登録されます。
けん玉検定サイト→ https://kendamakentei.com/
けん玉の値段
けん玉は安いもので500円くらいから、高いもので数万円、数十万円するものまであります。
一般的なけん玉の値段は、2000円から3000円代のものです。
けん玉は通販サイトでも購入できます。
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