子供の遊びは、見るもの、触れるもので人格が変わる
なぜ子供は遊びが好きなのでしょうか。
子供の遊びの中には主に、”見る”、”聞く”、”触れる”があります。
遊びの中でも最も大切なのは ”触れる” ことだと思います。何かモノを見て触ることで、手から伝わってくる何か大切なものがそこには存在しているんです。
そこで、”触る” という行為をするためには、まず、目で ”見る” ことから始まります。
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目で見たもので興味があるものに対して触れたいといった感情が沸き起こり、触れた後に嬉しかったり、嫌だったり、感動したりと、さまざまな感情が起きてきます。
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ただし、見るものがいつも人工的なものであったり、遊ぶ場所が人口建造物の中だったりすると、いつしか人は自然の恵みを忘れていってしまいます。
全ての人口的なものが悪いとは言えませんが、なるべく自然を身近に感じれるものにしたいですね。
もしも人口的なものばかり見たり、触れたりした子供が大人になったら、どのような人間に育つのでしょうか。
子供は小さい頃からの遊びの中で、自然に触れ合うのを忘れた結果、大人になったとき、”自然を守る” とか ”地球のことを大切にする” といった感情が湧きにくく、自然に対しては意識の低い人格に育ってしまうのだと思います。
では、幼い頃から自然を見たり、触れたりした子供は、どのような人間に育つのでしょうか。
いつも自然を見て、触れていたわけですから、自然というものが自分自身と一体化になり、自然を感じたり、意識することが当たり前になると思います。
この ”当たりまえ” がすごく大切です。当たり前なのですから、”自然を守る” ことや ”地球のことを大切にする” といった感情が湧きやすく、自然に対しては意識の高い人格に育っていくことでしょう。
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子供は自然と共に遊ぶことで、大人になったときに、自然・地球を守る意識を高く持つことのできる人格に育つと思います。
自然の中で心を育んでいくことで、自然に対する感謝の気持ちや、生きることの大切さを自然に学べるようになります。それは、見るもの、触れるものがどんなものかによるのです。
人が生きていく上でかかせない青と緑の星 「地球」。地球に住むために、生命を維持するために自然が必要です。
だからこそ人間は自然と共に暮らし、感謝しながら生きていくことで、豊かな人生を歩めるのではないでしょうか。
子供の遊びの中に、自然と触れ合う大切さを教えていけたらいいですね。
保育士を目指しています。この記事を読んで子どもとのふれ合い方、遊び方などにの参考にさせていただきました。 (2010/12/6 女性 匿名希望 さんより) |