舌の病気は、痛み、しびれ、できものなどさまざまなものがあります。
舌が痛くなる症状で外見的に見てもさほど異常が見られないのに、舌がチクチク、ピリピリ、ヒリヒリする痛みが伴うものを「舌痛症(ぜっつうしょう)」と言い、ストレスが原因でなることが多く、唾液分泌の減少によって発病するのではないかと言われている舌の病気です。
舌にできものが出てきたら、唾石症、乳頭腫、粘液のう胞、舌癌の疑いがあるので、結構深刻な舌の病気です。
舌のしびれ症状は特に中高年の女性に多く見られ、しびれと痛みが伴う場合があります。
これは、更年期障害の一つではないかと考えられています。
また、薬品により中毒、糖尿病によって引き起こされる舌のしびれがあります。
その他にも、口内炎、虫歯、歯肉炎、銀歯の金属なども舌のしびれが起こることがあるので、歯科医に一度相談することをおすすめします。
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口内炎なんかは大抵の人が一度はかかったことのある舌の病気ではないでしょうか。
口内炎の症状は舌の粘膜に炎症が起こる病気です。
原因としては、身体に必要な栄養素であるビタミンCやビタミンBの不足、ストレスや疲労によって体の抵抗力が低下することで、口の中の細菌、カビ、ウイルスが繁殖することが考えられます。
病院に行く目安としては、口内炎が10日以上続けば医師に相談する必要があります。
口内炎の予防策は、歯磨きをきちんとした方法で行うことと、ビタミン類などの栄養素をしっかり摂って、ストレスなどを増やさずに休養をとるのが一番です。
舌に白色や赤色のつぶつぶのできものができている場合や、特に黒色に舌が腫れているときは、すぐに病院に行ってレントゲンをとってもらうのが賢明です。
黒色の腫れは舌癌の可能性もあるので、放っておくととんでもない結果になりかねますので、注意してください。
舌のできものも、良性のものと悪性のものがあるので、簡単に判断できるものではありません。
舌のできものの原因は、軽度の口内炎、口腔カンジダ、口唇ヘルペス、ベーチェット病、舌癌などが考えられます。
また、風邪やストレスによって身体の免疫力低下が原因で起こることも考えられます。
とにかく医師に相談して診察してもらいましょう。