日本では幼稚園や保育園から小学生、中学生まで風邪予防として「うがい、手洗い」をする習慣があります。
しかし、うがいが風邪予防になるのか有効性はまだわからないままでしたが、京都大学保健管理センターの研究グループによって世界で初めて実証に成功したそうです。
実験は380人のうがい方法を「水道水」「ヨード液」「特にしない」の3つのグループに分けて二ヶ月間風邪を発症するかどうか実験してみると、水道水でうがいをしたグループは他のグループよりも風邪の発症率が低下することがわかりました。
「特にしない」グループと比較すると、40%の低下率だったそうです。
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この実験で水道水に含まれる「塩素」が口の中のウイルスを洗い流したことが風予防に効果があったのではと解答しています。
ここで重要なのは、「塩素」つまり「塩(しお)」が良いという点です。
水道水の塩素がからだに良いわけではないので、できるだけ綺麗な水、ミネラルウォーターや浄水器の水を使ってうがいをしましょう。
だから一番良い方法は、昔から良いとされる「塩うがい」が口の中の殺菌効果が期待できます。
ただし大量の塩を水に溶かしてうがいをすると喉を痛める可能性があるので注意してください。
やっぱり風邪予防に手洗いとうがいは基本なようですね。